■病院名
国立がんセンター中央病院
■所在地
中央区築地5-1-1
■特色
肝臓、胆道(胆嚢)、膵臓のがんに対する内科治療専門施設として、
わが国最大の規模を有する。
肝胆膵外科をはじめ、放射線診断部、放射線治療部、
精神科とともにグループ診療を実施している。
■症例数・治療・成績
07年の入院患者数は1,011人で、
主な疾患は、肝がん631人、膵がん265人、
胆道がん115人(いずれも延べ数)である。
各疾患に対する標準的治療をはじめ、
病態や患者さんの希望により、
数多くの臨床試験も実施している。
膵がんは病態により、①手術で切除可能(20%)、
②手術で切|徐は不可能だが遠隔転移はない(30%)、
③遠隔転移があり手術が不可能(50%)、に分けられる。
ここでは②と③の治療を担当しており、
病状の軽減、QOLの向上を目指している。
化学療法を中心に最先端の治療法を積極的に導入し、
患者さんの状態やご希望に応じた治療や患者サポートを提供している。
切除不能な胆道がんに対しては、化学療法を中心に行っている。
胆道がん、膵がんともに、
既存の抗がん剤に対する効果が一般的に不良であるため、
新しい抗がん剤による臨床試験にも積極的に取り組んでいる。
肝臓がんに対しては病態に応じて、ラジオ波焼灼療法、
経皮的エタノール注入療法、肝動脈塞栓療法、肝動注化学療法、
全身性化学療法を実施している。
ラジオ波焼灼療法・経皮的エタノール注入療法による
5年生存率は60%であり、手術療法に匹敵する成績を有している。
■主な医療設備
MRI、CT、血管造影、血管造影下CT、核医学検査施設、
放射線治療施設、PET、内視鏡検査施設、超音波検査施設など。
相談支援センタ一、患者用図書室も設置。
■外来診療時間
月~金。
・・・
がん治療に悩んだら・・・
がん治療専門のアドバイザーが書いた
「失敗しないためのガイドブック」が無料で。
詳しくはこちら