順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療の実績と評価

順天堂医院の消化器内科は、68年に始まり、 現在では年間外来患者数約7万人を診察する診療科に発展している。

順天堂医院の消化器内科は、68年に始まり、現在では年間外来患者数約7万人を診察する診療科に発展している。

■病院名

順天堂大学医学部附属順天堂医院

■所在地

文京区本郷3-1-3

■特色

順天堂医院の消化器内科は、68年に始まり、
現在では年間外来患者数約7万人を診察する診療科に発展している。

ここでは食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸、肝臓、
胆嚢、胆管、膵臓、腹膜と様々な臓器にわたり診療を行っている。

入院診療体制として、当科は2つの病練フロアを持ち、
病棟医長を各フロア2人ずつ配置し、
4つの病棟グループ体制で入院患者の診療に携わっている。

主任教授回診、消化管疾患・肝臓・肝胆膵腫瘍・化学療法の各カンファレンス、
さらに病棟グループ回診とスタッフ全員で討論し、
検査および治療方針を決定している。

治療に際しては患者さん本人に十分な説明を行い、
希望に沿いながら行うことを基本理念としている。

救急医療に関しては、夜間、休祭日においても
上下部消化管出血に対しては緊急内視鏡検査が、
さらに胆道系疾患(閉塞性黄疸など)に対するドレナージ術などが
迅速に施行できる体制を整えている。

■症例数・治療・成績

07年度の年間外来患者数は70,656人、1カ月平均患者数5,888人。
初診患者数は年間4,268人(1カ月平均355人)、紹介率約50%と、
多くの他医療機関から紹介を受けている。
入院患者数は1,976人で、常時100人の入院患者数である。

※上部消化管疾患
07年度は上部消化管内視鏡検査数6,335件、
食道静脈瘤結紮術・硬化療法76例、
ESD(粘膜切開剥離術)35例を施行。

内視鏡治療適応食道がん、腎がんでは積極的にESDを施行している。

食道静脈瘤治療では再発予防目的にAPCによる地固め療法を施行している。

胃・十二指腸潰瘍症例に対するへリコバクター・ピロリ菌に対して
積極的に除菌療法を行い、一次徐菌率約70%、
二次除菌率約90%と良好な成績を収めている。

※小腸・下部消化管疾患
下部消化管内視鏡検査数3,510件、ポリペクトミー・粘膜切除754例、
ESD30例、止血術30例、小腸ダブルバルーン内視鏡検査55例。

大腸腺腫や内視鏡切除適応早期大腸直腸がんに対して
内視鏡切除を施行している。

最近増加傾向のある炎症性腸疾患である潰瘍性大腸炎では、
特に難治例には血漿交換療法室との連携のもと
白血球除去療法を行っている。

クローン病では、栄養療法と同時にインフリキシマブを導入している。
2年前より小腸ダブルバルーン内視鏡検査を導入し、
小腸出血の止血、小腸リンパ腫、小腸異物の診断、治療に貢献している。

※肝腫瘍、胆道疾患
腹部超音波検査は年間約8,500例施行し、
腹部CT検査においては専用の検査枠で検査を行っている。

肝臓がんの症例は非常に多く、
内科的治療として年間施行例約400例の肝動脈塞栓術や、
肝動脈動注療法を肝胆膵グループ自ら行っている。

その他、ラジオ波焼灼術を約50例施行。

また、胆道疾患における逆行性膵管胆管造影検査は450例、
閉塞性黄疸に対しては320例の経皮経肝ドレナージ術を行っている。

※切除不能消化器がん
切除不能消化器がん症例に対しては
化学療法(抗がん剤投与)を積極的に導入し、
また緩和医療チームとの連携を図り、
生活の質(QOL)の改善を行っている。

■主な医療設備

上部・下部消化管内視鏡、経鼻内視鏡、超音波内視鏡、
ダブルバルーン小腸内視鏡、体外式超音波(カラードプラ)、
食道内圧測定装置、アルゴンプラズマ凝固装置、CT検査など。

■外来診療時間

月~土。初診午前受付:午前8時~11時、
初診午後受付:午前11時30分~午後3時。第2土は休診。

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慶應義塾大学病院 消化器内科|がん治療病院

慶応大学病院
■病院名

慶應義塾大学病院

■所在地

新宿区信濃町35

■特色

慶應義塾大学病院の消化器内科は大学病院の中では最も古く、
64年より専門別診療科体系が確立して
現在に至っている消化器系総合診療科で、
上部消化管、下部消化管、肝臓、
膵臓、腫瘍治療、内視鏡診断・治療の専門家がおり、
最新の医療を提供している。

また、他の内科教室、消化器外科、
放射線診断科・治療科とも密接に連携し、
集学的アプローチによる診断の的確化と治療方針の決定を実践している。

さらに、世界中の最新の医学情報を常に把握し、
現時点で考えられる最良の医療を
十分なインフォームド・コンセントのもとに
提供できるように努力を行っている。

■症例数・治療・成績

消化器内科外来患者数は07年度1日平均では289人で、
入院患者数は常時70人前後。

※進行悪性腫瘍
近年の進行消化器悪性腫瘍に対する化学療法を含む
集学的治療は進歩し、がん薬物療法専門医、
癌治療学会認定医を中心として、
最新の医学的エビデンスに基づき多数の症例の治療に当たっている。

特に当院では包括先進医療センターとの連携による外来化学療法の導入、
および、緩和ケアチームとの連携による疼痛・精神的ケアの導入を通して、
患者のQOLの向上も大切な目標の1つとしている。

※消化管腫瘍の内視鏡治療
食道、胃、大腸の早期がんに対して、
当科では内視鏡センターと連携し、
患者さんの身体的負担の少ないESD
(内視鏡的粘膜下層剥離術)を早くから導入し、
良好な成績をあげている。

■主な医療設備

通常の電子ファイバースコープ(胃・食道用、大腸用)に加え、
全小腸を観察する小腸内視鏡(シングルバルーン、ダブルバルーン、カプセル)、
超音波内視鏡、腹部血管撮影装置、DSA、MRI、ヘリカル3DCT、
血液浄化装置、白血球除去療法装置、ESWLその他。

■外来診療時間

内科外来12、13、14番で月~土(第1・3土は休診)。
午後には各臓器別専門外来を開設。
初診受付は午前8時40分~11時まで。

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